2010年07月10日

住環境コーディネーター

衣食住のなかのひとつである住環境は人の生活の中でも大変に大きなウェイトを占める部分です。特にからだの不自由な人やお年寄りにとっては何でもない生活動作も大変に重労働です。住環境コーディネーターは福祉と建築の専門的立場からそうした人たちに住み良い暮らしを提案します。

住環境コーディネーターってどんな仕事?

高齢者や障害者が自立した生活を送るために暮らしやすい住居は必要不可欠です。環境させ整えれば寝たきりのお年寄りも減らせるとまで言われているのに、医療や福祉面がクローズアップされる一方、建築という分野はあまり注目されていない現状があります。
そこで誕生したのが福祉と建築の知識を兼ね備え、適切なアドバイスを行う住環境コーディネーターという仕事です。
具体的な内容は、トイレや浴室に手すりを取り付ける、床の段差をなくしバリアフリーにする、車いすでも通れる幅の廊下にする、浴槽やコンセントの位置の改善などリフォームのポイントを提案する仕事がほとんどとなります。
なかには、専門知識を生かして、福祉機器や介護用品から家具までハンディのある人に使いやすい製品を開発したり、販売する仕事を手がける人もいます。資格がなければできないわけではありませんが、福祉の視点から住環境を考える知識や技能を評価する検定試験が1999年から実施されています。
受験者は10代〜80代までと幅広くその4分の1は建設会社や工務店などで建築関係の仕事をしている人です。看護師ホームヘルパー介護福祉士、などの福祉・医療関係、介護用品などの製造・販売、保健関係、シルバー関連のベンチャー企業などに携わる人もチャレンジしています。
また、結婚、出産でいったんは家庭に入った主婦が再就職の道としてこの資格を目指すケースも多々あります。
現在、インテリコーディネーターなどの仕事に就いている人がプラスαの技能とするためにも価値のある資格となっています。
住環境コーディネーターの試験に関する情報はこちら

住環境コーディネーターの活躍の場は?

高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーとして、福祉施策、福祉・保健サービスなどの情報提供やバリアフリー住宅への新築、建て替え、リフォームにおけるコーディネートを行います。
また、民間の福祉サービス会社や介護用品関連メーカー、さらには、超高齢化社会を見越した住宅デザインのプロとして住宅産業に進出できる可能性もあります。
検定試験は、福祉と建築の知識を兼ね備え、生活面から福祉的なサポートのできる人材育成を目的としています。
現在のところ、取得者が少ないだけに、資格をもっておけば、就職・転職に有利となるでしょう。

こんな人にベストマッチ

福祉やインテリア、建築、デザインに関心があるということが条件でしょう。また住みやすい家づくりを実現するためには実際にそこで生活するひとたちの声に耳を傾け、しっかりとコミュニケーションをとることも大切です。リフォームなどの場合には、限られたスペースをどのように生かすかが最大のポイントとなり発想力も大切です。さらに新たに開発された商品や建築設備などについて、常に情報をキャッチするためにアンテナをはっておくことも求められます。

仕事に就くまで

  • 住環境コーディネーター養成講座を受講
  • 検定試験を受験、合格
  • 住環境コーディネーター検定試験の3級の資格取得
  • さらに上級をめざす
  • 公的機関、建築・住宅関連企業などで住環境コーディネーターとして活躍
  • 現在の仕事に生かしてレベルアップ

売れ筋の住環境コーディネーターに関連する本

住環境コーディネーター


posted by woman at 18:26 | 福祉